旅するシューレとは。

旅するシューレ


「世界の中心でいるために」

思うに、大分の現状は基本的に絶望である。教育・経済・文化、ひとつでもわが県に万全の自信を抱く人がいたらむしろおかしい。



まずは絶望すべきだ。



適切な絶望は学びを起動し、学びは世界に気づかせてくれ、世界に働きかけることが責任と自負を生む。




県民がそれぞれに世界に対して責任を負う。

そうなれば大分は世界の中心である。そしてあらゆる創造は世界の中心から始まるのだ。
特別なことは必要ない。


いつであれ、どこであれ、自分が世界の中心にいるのだと信じ、
そこらの草木や花に美を感じるとることこそ、藝術と、人生の全てなのだから。
その為の感性や知性を養うすること、それが旅するシューレの目的である。

〇新見先生について

新見先生は世界的なキュレーターであり、ひとりの芸術家である。
世界を知り、創造の神秘と人間の孤独を知るひとりの文化人である。



カモシカ書店 店長 岩尾 晋作

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